教育学部峰松和夫教授の研究グループが持ち運び可能な学校教育用パーテーションを製品化しました
教育学部の峰松和夫教授の研究グループと工学部の坂口大作教授の研究グループは、子どもたちが安心して学校教育を受けられるよう、「感染症対策」に対応した学校教育用飛沫防止パーテーションを開発し、製品化しました。
開発したパーテーションのポイント
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写真提供:教育学部/峰松研究室 |
開発の背景と特徴
12歳未満の児童(ほとんどの小学生)へのワクチン接種が進まない中、学校が再開されます。
今回開発したパーテーションは、低学年児童でも簡単に机上に設置・取外ができ、コンパクトに折り畳め・持ち運びもできるため複数の教室での使用が可能です。
長崎大学工学部で数値流体力学によるシミュレーション試験等により飛沫拡散の防止効果について実証実験を進めており、パーテーションの飛沫防止効果には口前から20cm以上の高さが必要であることがわかり、このことからパーテーションサイズが求められました。(下図)
長崎大学附属小学校に計150台の導入が決定しており、さらに多くの教育機関にもご利用を促します。
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資料提供:工学部/坂口研究室 |
実際にパーテーションを利用する生徒たち |
9月3日記者会見の様子