中国・韓国の学生と共同で、オリジナル音楽作品「異国の君へ」を制作しました
教育学部では、長崎大学と東アジアの大学との学術交流協定に基づき、これまで音楽・美術の芸術領域において、中国、韓国の大学との国際交流を長年行ってきました。近年は、上海師範大学音楽学院(中国)、昌原大学校芸術大学(韓国)、そして長崎大学教育学部の三者で「東アジアミュージックフェスティバル」を毎年開催しています。
主な取り組みをご紹介します。
2017年 | |
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12月 | 「SONGS・歌」 3か国合同の合唱曲『つなぐ』を制作。長崎県美術館で発表。 |
2018年 | |
5月 | シンポジウム&コンサートを、上海師範大学音楽学院で開催。 |
12月 | 3か国の教授陣によるオリジナルピアノ作品演奏会を、長崎創楽堂および長崎県美術館で開催 |
2019年 | |
4月 | シンポジウム&コンサートを、昌原大学校芸術大学で開催。テーマ「We are different but one」 |
7月 | 3か国の学生が長崎に集まり、1週間のDEJIMA MUSIC CAMPを実施。その成果を、YouTubeで公開。 |
このような東アジアの大学との国際交流は、長崎県から「日中韓トライアングル事業」の補助をいただき、形や場所を変えながら継続しています。
今年度は、コロナ禍により渡航が制限されたため、オンラインを活用して、3か国が一緒になって相談を重ね、一つの音楽作品作りに挑戦しました。それぞれの国の学生たちが、自分の国の音楽のこと、そして東アジアという共通のイメージのもと、アイディアを出し合い、活水女子大学の皆さんにも参加していただき、映像を伴った新たな歌「異国の君へ」が誕生しました。作品には、長崎、韓国、中国の名所も登場し、親しみやすい旋律と、東洋的な音階が流れます。言葉や文化の違いを乗り越え、この歌が奏でるような、調和とやさしさを伴った国際交流活動を実践する学生の皆さんを、教育学部はこれからも応援していきます。
「異国の君へ」ご視聴はこちらから